
泉ヶ谷で3代続く桜井養蜂のはちみつ。プロの料理人にも愛用されています。人気商品「はちみつジェラート」はまろやかで後味すっきり。お店が留守のときは匠宿で買えます。
ふきさらし湯に向かう途中に、かわいらしいミツバチの絵が描かれた桜井養蜂のお店があります。湯上がりの人がよく買っていくという桜井養蜂オリジナルの「はちみつジェラート」は、カラスザンショウという木の花から採れたはちみつを使っています。山椒のような辛さはありませんが独特のスパイシーな香りがあって、これがミルクの甘みとすっきり調和。何度でも食べたくなるジェラートです。
独特のスパイシーな香りがミルクの甘みとすっきり調和して、何度でも食べたくなるジェラートです。
(写真:巣箱とミツバチ)
このカラスザンショウのはちみつは駿府匠宿限定のクラフトビール「ハニーピルス」にも使われています。このほかにも桜井養蜂のはちみつは様々なレストランで美食家たちを唸らせているとか。泉ヶ谷のはちみつを絶やしたくないと5年前に父の後を継いだ3代目のご主人が大切に自然の恵みを守り育てています。ご主人によれば、みつを集めるミツバチはすべてメス。レディーのようにやさしく接するのがハチたちとうまく付き合うコツなんですって。

天然はちみつの販売は時期によって花の種類が変わります。4月から5月はレンゲ、5月中旬から6月はミカン。6月下旬から10月にかけてはいろいろな花のみつが混ざった百花。ミカンとモチの花が多めのフルーティーなはちみつです。カラスザンショウのはちみつは8月中旬から年明けにかけてお店に並びます。
泉ヶ谷周辺では昔からミカンの栽培が盛んに行われていました。最近はつくるのをやめてしまった畑も増えていますが、畑の跡地に育つカラスザンショウが新しいはちみつのおいしさを広げています。
定休日 | 不定休(来店前にお電話を tel.054-259-3797) |
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