
昔ながらの風格ある民家の玄関先で、静岡では数少ない天然はちみつを販売しています。ミカンやモチなど地元の様々な花から採れたはちみつ、味比べしてお気に入りを見つけて。
山と緑に囲まれた泉ヶ谷は、静岡でも数少なくなった養蜂業が残っている地域。季節ごと花の咲く野や畑に巣箱を移しながら、昔ながらの天然はちみつを生産しています。養蜂家ごとに巣箱の「縄張り」が決まっているので、そのエリア内に咲く花によってはちみつのおいしさも変わります。村本養蜂場のはちみつは、香りのいいレンゲやさわやかなミカン、モチの花など7種以上。花によって驚くほど香りが違います。地元らしいはちみつといえば静岡特産フルーツでもあるミカンがおすすめ。また、クセの少ないモチのはちみつは料理やお菓子に取り入れやすく、近くの駿府匠宿内ではカフェメニューやオリジナル焼き菓子など、いろいろな形でアレンジされています。その他、華やかな香りの山ザクラやスパイシーなカラスザンショウなども個性的。この幅の広さは豊かな自然があってこそ生まれます。

創業は昭和元年。今は3代目4代目のご主人が村本養蜂場の味を守っています。良いはちみつができる秘訣は、ご主人曰く、元気なミツバチを育てること。ハチの数も細かく管理して巣箱の健康に目を配ります。大切に育てているとミツバチが『明日はみつを採ってもいいですよ』と言ってくるのだそう。ハチたちと話しながら、長年の経験と勘を頼りに、おいしいはちみつを生産しています。



お店はお留守のこともありますがご心配なく。村本養蜂場のはちみつは駿府匠宿内でいつでも販売しています。匠宿エントランスで毎月何度か試食販売も行っています。ぜひいろいろな花のはちみつを食べ比べてお気に入りを見つけてください。
定休日 | 不定休(来店前にお電話を tel.054-259-5906) |
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